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適材適所ならぬ適所

  • 熊乃 章真
  • 2020年2月20日
  • 読了時間: 1分

更新日:2022年4月27日

~思考の幅を広げる可能性思考~



適材適所というものの、

たいていの会社はそうなっていない


基本的な能力は分析するものの、

たいていは人材不足の部署か

受け入れてくれる部署など、

適当な部署に配属されている


確かに、多くの中小企業は

慢性的な人材不足であり、

採用や教育に多くのお金と時間を

かけることもできない


しかし、適材適所がどのようなものか

を知っているだけでも

効率的な採用が可能となったりする


問題は、その人の特性をどのように

判断するかの視点がないことである


性格も確かに判断する一面だが、

それだけではない


性格は直せないとも言われるが、

実際にはそんなことはなく、

直すことは可能である


したがって、

どのような人材かを判断するには

あまり適していない


さらにもう一つの問題は、

多くの上司や管理者が

人を観る能力がないことである


基本的に人を観る能力がない上司に

マネジメントさせるべきでない


お互いの関係性が最悪なものに

なるのは目に見えている


しかし実際には勤続年数が長い

というだけで管理者になったり

するケースが多い


それが成長の阻害要因になることを

少しは認識しておくべきである



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